TLI値の解釈の仕方

TOGGLEリーディング・インディケーターは、過去の実績に基づいて、S&P500の予想される値動きを投資家に知らせるために設計されています。

TLIが強気の閾値（+0.15）を上回った場合、歴史的にS&Pはその後の12日間で価値が上昇し、逆にTLIが弱気の閾値（-0.15）を下回った場合、その後の12日間で価値が減少します。

しかし、SPXの価格は12日目まで変動する可能性があり、直線的に価値が上昇・減少するわけではありません。それにもかかわらず、開始以来、TLIアラート後の12日目の価格差は、86%の確率でTLIの予測と一致しています。

TLIが複数日連続でアラートを出した場合（２日以上±0.15を保った場合）、それぞれのTLIポイントから12日間のSPXの値動きが歴史的に反映されています。 つまり、最初のTLIアラートの12日目から最後のTLIアラートの12日目まで、市場の方向性が変わらないことが予想されます。

また、TLIの絶対値は、歴史的にその後の12日間のSPXの値動きの割合と相関があります。基本的に、TLIの値が高いほど、次の12取引日の間にSPXがどちらかの方向に動く可能性が高くなります。

-0.15と+0.15の間の領域は、TLIに基づく市場の方向性について重要な判断を下すのに十分な技術的なまたは基本的な情報がないことを意味します。言い換えれば、市場が不安定であるか、ニュースなどの他の指標が市場の方向性の予測に大きなウェイトを占めているかもしれないということです。